それから、また夕方の話に移る。どうやらアナがドニ文字をアトラスに教え始めているところらしい。といっても、まだ教える前のお話、って言う感じだけど。
ここでは、ドニの文字について情報を得ることが出来る。
話によると、ドニ語は、英語とは次元の違う文字らしい。
「イメージしづらいよ・・・」
と、こぼしているアトラスと同じく、アナが説明をしてくれるけれどイマイチ想像がつかない。
なんでも、英語というのは、物事や思想に「名前をつける(label)」ことで成り立っている言葉だけれど、ドニは違うんだって。
名前をつける、っていうのは、つまり木にtreeというラベルを貼ることでtreeを木だと認識できるということ。このほか、英語は思想を表すってこともあるやね。愛しいと思う気持ちにloveとあらわしたり。
ドニの文字というのは、こういうラベル付けというのとは全く違った発想で出来ているらしい。
アナ曰く、
「ドニ語は、空気の流れに関係があるの。風の流れや、湿度なんかにも」
うーん、イマイチ分からない。
「ドニ語は、物事を言い表す以上の働きをするのよ」
うーん・・・。
アトラスも全くわからないらしく、顔をしかめてばかりなんだけれど、アナは
「とにかく、そういう違うレベルで作られた言語だと言うことを受け入れれば良いのよ。アトラス、あなたは何に対しても疑問を持って答えを見つけようとするけれど、ドニ語についてはとりあえず今は、私が言うことを『そうなのか』と思って受け入れるだけにしなさい。物に名前をつけたり、思想をあらわすという以上のレベルがあるの。思想も含んでいる物の名前という感じかしら。
ドニが何年もかけて開発した研究の全てが詰まった言葉よ。今は分からなくても、きっといずれ分かる時がくるわ」
結局、何がなにやらわからないまま、アトラスはアナの言葉を受け入れるより他ないようだ。
と、ここまで。
「でも、確かドニ語をアルファベットに変換する表が良く出回っているのけど・・・」と俺は思うが、気のせいだろうか、、、
ちょっと前回からわからないことが増えてきたけれど、ドニのことがぼんやりと見え始めた気がする。どうやら、火山のトンネルはドニに関係があるらしい。そして、よく「The book of Ti'anna」を「アナの書」と約してあるのだが、ティアナとアナは同一人物なのだろうか。
もし、そうなら前回から想像するに、アナがなにかをしたからドニが滅んだのだろうか?
だから、アナは、ドニに関係があるトンネルに行かないで欲しいというのだろうか。
うーん、謎は深まるばかり。
- 2006/10/29(日) 10:18:04|
- アトラスの書
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