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とりあえずゲームMYSTの「アトラスの書」「ティアナの書」を読破したいなとか、弱気な目標に向かっていくサイト。

第4章 その2

<<第4章 その2>>(ペーパーバックP68〜)

その後、アナに手伝ってもらって二人でバッテリーを家まで引きずって返る描写が少しだけ続く。
その作業の間、アナはおかしいくらい無口だったが、家まで運び終えるとポツリとこういうのだった。
「とうとう、あなたに話をするときが来たようね」
と。

そして家に戻ると、アナは今までアトラスにした事のない新しい話をし始めた。
それは、ドニの話だったけれど、今までアトラスにしてきたような英雄譚ではなく、もっとドニの歴史に関わる話だったらしい。
物語の詳細についてかかれてはいないが、おそらく「The book of Ti'anna」に含まれる内容であると想像できる。というのも、二人の会話が次のように続くからだ。

「・・・そして、ヴェオヴィスがとうとう戻ってきた時、ドニの運命は閉ざされたのだった。千年もの時をかけて作り上げてきたドニの創造物は破壊され、ドニの地底都市に生きる者の姿は悉く消え去った。すべてはティアナ(Ti'anna)の判断が間違っていたために・・・」
アナがそこまで話すと、アトラスはしばらく沈黙し、そして彼女を見上げた。
「ティアナを責めているの、おばあちゃん」
アナは黙ってうなずく。
「でも、ティアナには予想できなかったんじゃないかな・・・。それに、彼女はできる限りのことをしたと思うけれど・・・」
「自分の良心を満足させるためでしょう、きっと。でも、それがドニのためになったのかしら?ヴェオヴィスが最初の反乱を起こしたのち、彼を殺したいと思った人は他にもいたはずよ。もし、彼らの言葉が聞き入れられていたら・・・・もしティアナが最高議会であんなに雄弁に訴えさえしなければ・・・・」
(何度も言うようだけれど、詳細について書いていないのでこの台詞の意味は分からなくてもOK)
そう言ったっきり、アナはうつむいてしまった。
「でも・・・そんなこと、もう今となっては関係ないこと。全ては過去のことだから。ドニはもうないの。残っているのは、物語だけ」

アトラスは、今朝拾った光る玉をポケットから取り出し、祖母に見せた。
「これ、火山のところに落ちていたんだけれど・・・」
すると、アナの表情が豹変した。
「どこで見つけたって言ったの?」
「火山でだけど・・・バッテリーの近くの・・・」
アトラスが弱弱しくそう答えると、
「トンネルね、トンネルの中で見つけたんでしょ!?」
「うん・・・・」
アナは玉を取ると、すぐさま水が入った容器の中に投げ入れた。すると、さっきまで発していた玉の光が消えたのだった。
「アトラス、あそこにはもう2度と行っては駄目よ。とても危険だから」
「でも・・・おばあちゃん」
言い訳をしかけたが、アナの険しい表情に押されてアトラスは黙ってしまった。
「行っては駄目。約束して、もう行かないと。お願い、アトラス、おばあちゃんに約束してちょうだい」
「わかったよ・・・約束する」
アナに押されてアトラスがそういうと、アナは安心してアトラスの肩に手を置いたのだった。

  1. 2006/10/29(日) 10:16:43|
  2. アトラスの書
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元「かもめのどーんと言ってみよう」をやっていた「かもめ」改め「青島」です。
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