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ティアナの書 その11

   ↑  2010/01/20 (水)  カテゴリー: ティアナの書
大縦穴(シャフト)を掘るための準備は多岐に渡るものであった。
まずシャフトの予定地のすぐ真下に広い空洞を掘る事から始めなくてはならない。それは本来エクスキャバターには向かない作業だが、より大きな掘削機材が運ばれ、二台のエクスキャバターは(大空洞の)外周を描くように長くカーブしたトンネルを掘り出した。
その間、マスターゲランは作図ギルドのメンバーと一緒にメインとなる大縦穴の設計に携わった。それは見た目よりもずっと大変な仕事だ。というのも、大縦穴(グレートシャフト)は他の小さなトンネルの中枢(ハブ)となるものだからだ。その小さなトンネルのほとんどはドニに繋がる物で、その他は北に向かう元の掘削経路に繋がるものだった。

事業が進むにつれ、マスターテラニスは自分がもはやこの遠征の指揮を執る立場ではなく、グランドマスター・イラドゥンの下で働く6人の測量ギルドのギルドマスターの一人に過ぎなくなっている事に気づいていた。そして今では他のギルドからも多数この大事業に加わっていた。
アトラスはと言うと、この突然沸き起こったお祭り騒ぎのような状況に興奮していた。今まで細々とやってきたはずの遠征が、今や突然全ての中心になって、ドニという国の壮大な事業の目玉となってしまったのだ。

3週間目の始まりまでには、広大な空洞の一部が削られ、また別の部分は巨大なバーナーで溶かされた。このバーナーは存在はよく知られているものの、めったに使われない代物で、まるで氷のように岩を溶かしてしまう機械であった。
大空洞には当然支えが必要になる。20本もの御影石の柱で天井が支えられ、壁は今まで通りの塗装によるコーティングではなく、巨大な「ナラ」の厚板により補強された。ナラは金属のような光沢を持つ暗緑色の石で、銅の30倍の密度をもつドニで最も堅い石だ。
巨大な機械であらかじめナラの板を割り当てておいた場所を支えておき、その間に別の機械が頑丈なリベット(鋲)を打ちつけていく。人よりも大きいリベットが8000本以上打ちつけられ、やっと大空洞が完成した。

その夜、簡易照明が照らすがらんとした大空洞の柱の間を歩きながら、アトラスは人々の仕事を誇らしく感じていた。
作業は昼夜を問わず行われていた。労働時間がシフト化され、文字通り昼も夜も誰かが作業を進めている状態となったのもあるが、それに加え、大勢のギルドマンがドニから加勢にきたというのも昼夜を問わず作業が行われるようになった理由のひとつだ。この大事業に必要な物資を運ぶのに必要なトンネルが更に掘られ、岩を削る音は止むことなく響き渡っていた。
若いギルドマンにとって、それはワクワクするような状況だった。長い間単調な掘削を繰り返すだけの毎日が、突然戦場の野営地のような慌ただしさとなったのだから。

大空洞の西の端に作られた臨時キャンプは、日に日に大きくなって行った。
今やここにいるのは測量ギルドの面子だけではなく、坑夫ギルド、メッセンジャー、調理師ギルド、ヒーラーギルド、機工士ギルド、分析ギルド、保全ギルド、そして石工ギルドと多岐に渡るギルドのメンバーだ。更には、この事業の巨大な絵画を描くために、芸術ギルドから4人の画家がスケッチをしにやってきていた。
突然これほどの大所帯ともなると、食料も問題となってくる。その点については、調理師ギルドのメンバーが穀物が取れるエルデューサとエルジュラという2つの時代の接続書を持ち込んで、なんとか全員に食事を調達する事ができた。

全てではないが、事は単調に進んでいた。
大空洞が掘り出され、支えられると今度は巨大な掘削機を運ぶ作業に移る。
たっぷり5日かけて、ドニから古の巨大なマシンを運ぶために全ての交通が遮断された。マシンは下の洞窟で小さく分解された後、ワゴンで掘削拠点に運ばれ、若いギルドマンが好奇の目で見つめる中、再び組み立てられていく。
こうして運ばれた4台のマシンが一堂に会すこの時こそ、歴史的な瞬間であった。というのも、この4台の機械は普段一台で仕事を全うするのが常で、こうして4台が揃って一つの作業に使われることは歴史的に見てほぼ無かったといえる。約8世紀ほど昔に下層大底窟を抜けて、タイジャリ鉱山への道を切り開いた時以来、全てのマシンが揃ったことは無かったのだ。
そしてこれら4台のマシンのうち3台は、その時以前に作られたものだ。「オールドストーンティース(古い石の歯)」と呼ばれるマシンは、4000年ほど昔に作られたものであるし、その他の「ロックバイター」や「ブロワー」と呼ばれるマシンですら、ルデナ街道を開いたときに作られたものだから、すでに3000年もの前の年代物ということになる。最も新しい「グラインダー」は、他の機械に比べて一番大きく、そして重荷新しい鉱山を切り開くために設計されたものだった。そしてこのグラインダーに、アトラスと他の若い仲間たちは配属されたのだった。


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この段落はまだまだ続きますが、とりあえず長いのでここできります。
読んでいるほうも一息つきたくなる内容でしょ?w
あともうちょっとの我慢です、、

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2010/01/20 | Comment (-) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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