【MYST】日本語化支援したりしなかったりとりあえずゲームMYSTの「アトラスの書」「ティアナの書」を読破したいなとか、弱気な目標に向かっていくサイト。 

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Star Fissure

   ↑  2006/10/28 (土)  カテゴリー: MYST ミニWikipedia
今現在、RIVENとMYSTを諸事情で同時にやってます。

どちらも確かに学生時代リアルタイムにやったはずなのですが、内容をほぼ完璧に忘れ去ってしまっていて、これが小説解読には非常にいたい。
特にRIVENはゲーンに関連した非常に「アトラスの書」にクリティカルな内容。
というわけで、英語版RIVENをやりながら、一方でYONEさんのサイト「D'ni Explorers Association」にある日本語版の本を参照しながらゲームの中の本の意味について色々考えているところです。

そのメモを書き記していこうかなと、第一回目は「スターフィッシャー(Star Fissure)」について。


RIVENのゲーンの日記に出てくる「stars beneath the fissure」日本語版では「裂け目」とだけ訳されているようで、これがとても分かりにくい。(私だけですかね、、、)
MYSTの背景について十分熟知している人なら分かるのだと思うけれど、ぶっちゃけ、日本語版のゲーンの日記を読んでも何を言いたいのかイマイチ分からない、その原因がこの「裂け目」という表記じゃないかと。
そもそも、MYSTシリーズには「裂け目」と約されるものが多すぎる。

RIVEN自体が「裂け目」という意味であり、また
アトラスが幼少時に住んでいた「Cleft」も「裂け目」。
そして、この「Star Fissure」も「裂け目」。

訳す方もなんとか使い分けられなかったものだろうか。
ゲーンの日記では一貫して「裂け目」で済んでいるようだが、他のところで「星の亀裂」と書いてあるのを目にしたことがある気がする。
できればゲーンの日記の中のStar Fissureも「星の亀裂」と一貫して欲しかった気がする。
しかし、原文では「Stars beneath the Fissure」となっており、「星の亀裂」というより、「亀裂の下の星」または「亀裂の下に見える星ゞ」と訳すのが正しい気がする。


そもそも、MYSTの時点では、話の内容がゲームの中で比較的完結しており分かりやすかったが、RIVEN以降、小説を含めたそれ以前の作品の全てに目を通していなければ話の内容が分からないということが多すぎる気がする。
この「Star Fissure」も同じで、これを完全に理解するためには「アトラスの書」を読んでなければ前後関係が詳しく分からない。
今、自分はまだアトラスの書を150ページくらいしか読んでいないので、前後関係は分からないが、一応他サイトなどで調べた結果を書き記しておく。





Star Fissure (Myst) From WIKIPEDIA

スターフィッシャーは「アトラスの書」の中で起きた異変によってRIVENの島に生じた異変のこと。
「アトラスの書」の最後で、アトラスがゲーンから逃げ出すためにMYSTの本を持ってこの亀裂に身を投じ、すぐにMYSTへ飛んだと書かれている。

アトラスは、亀裂におちたMYSTの本が壊れてしまっているだろうと思っていたが、本は落ちた先で、同じくこのFissureに落ちた「異邦人(Stranger=プレイヤー)」によって発見される。(これがMYSTの一番最初のムービーであり、話の始まり)

RIVENの中にある「ゲーンの日記」でこの「stars beneath the Fissure」について詳しく述べられている。日本語版の訳は少々疑わしい気がするので原文を載せ、下に自分なりの翻訳を書き記しておく。



I am discontinuing regular observations of the stars beneath the Fissure. Although I’ve been able to track the dark cloud-like formations that migrate through the starfield and have proven that their paths are cyclical, without proper instrumentation it is pointless to continue. My general theory concerning the nature of the Fissure has remained unaltered since it first appeared. It seems that the fabric of this Age has been breached in a way that permits matter to be hospitably exchanged between two discreet but overlapping spaces ― much like a Link, but the apparent physical contradictions surrounding this juncture defy logical reason: the great column of wind that was formed when the Fissure first appeared suggests a vacuum as one might expect in space, yet my early experimentations revealed the presence of a breathable atmosphere. That Atrus and Catherine threw themselves into the void is further evidence that it might be safe to travel, but without knowing its true nature I cannot take the risk myself. It is also difficult to say what would happen if I were to reopen it after so long ― but it is likely that the results would be catastrophic, given the changes that have occurred in this Age since that time.


「亀裂の下に見える星星の観察は、現在中断しているところだ。
その星星の間を暗い雲状のものが移動している様子を観察することで、この(亀裂の下の)空間が円柱状になっていることまでは分かったが、十分な観察機材無しでこれ以上観察を続けるのは無駄だと判断した。
この亀裂に関する私の推論は、最初にこの亀裂が発生した時から今のところ変わってない。
つまり、この時代の構造に何らかの障害が生じ、それによって、競合は無いが部分的に重なり合った二つの空間の間を、物体が移動できるようになったと思われるのだ。それは本による「接続」に近いが、この亀裂による接続には理論的な裏づけが出来ない明らかな物理的矛盾がある。
それは、最初にこの亀裂が生じた時に、亀裂へ強烈な勢いで空気が吸い込まれていったことである。(強烈な吸引力が生じたということは)その亀裂の中は真空であろうと予測していたのだが、その後の調査で、亀裂の中では意外にも息が出来る大気が存在することが分かったのだ。
アトラスとキャサリンがこの亀裂の中に身を投じたことからも、亀裂の中が安全であることが証明できる。しかし、この亀裂についてもっと詳しく把握しないことには、私自身が飛び込む危険を冒したくない。それに長い間、亀裂をふさいでおいたので再び開けて何が起こるのかわからない。悲劇が起こるかもしれない。あの亀裂が塞がれてからこの時代は刻々と変化しているのだから。 ―Gehn's Journal」
(ちなみに余談ですが、日本語版にはこの後すぐに「蒸気通気口の修理が完成した」とありますが、これは本来この次の冒頭に来るべき文章です。これからみても、残念ながら日本語版の訳は粗雑だといわざるを得ない)


要するに、ゲーンの日誌は難解な(物理学的な)記述なので分かりにくいが、

○このFissure(亀裂)はRIVENに急に出来たものであること。
○その亀裂の先は宇宙のようになっていること。(地球とは逆に、地面の下に宇宙が広がっている感じ)
○亀裂の先は本物の宇宙のように3次元的に広がっているわけではなく、トンネルのようになっていて、RIVENから他の別の空間へ飛べるようになっているらしいこと。
○不思議なのは亀裂の先の宇宙が真空ではなくてキチンと空気が存在してそうなところが物理学的な矛盾だというところ

までゲーンが調べていることが分かる。
亀裂には現在フタがされ、その上に望遠鏡のような装置がつけられ、亀裂の向こうの宇宙(星)をゲーンは観察していたようである。


□ RIVENネタバレ事項

ここから先はRIVENのエンディング周辺のネタバレ事項。
まだプレイされていない方は読まれないほうが良いだろう。







上記の話は、実は自分がまだRIVENをやっている最中だったのでゲーンの日誌だけで推測されることを書いているが、RIVENのラストでいよいよそのStarFissureの口がぱっくりと開く。


テレスコープを下に下げすぎたため、取り付けてあったガラスが割れ、Fissure(亀裂)が広がる


そこへシグナルを受け取ったアトラスが飛んできて、礼を言うとキャサリーンと一緒に本で飛んで行ってしまう。本は再び亀裂の中へ落ちていく。
あれれ「俺は?」と思っている間に、Fissureに吸い込まれ、落ちたところで終わりになる。この落ちた先は、ゲーンのノートを読んだ時に思ったとおり宇宙が広がっていた。



MYSTの一番最初のムービーを思い出すシーンである。
つまり、Stranger(異邦人)であるプレイヤーは二度も裂け目に落ちたことになるのだ。

エンディングに入り、アトラスの言葉が流れる。

「Now I understand. Endings and beginings are within the Fissure, that Riven cleft of stars that acts as both wall and a bridge. And though I am unable to understand how, the very flow of stars that brought my Myst book into worthy hands I am sure served as a safe passage home for my friend.The Age of Riven is closed forever, but the people of Riven are free. And now I am at rest, understanding that in Books, and Ages, and life the ending can never truly be written.」

「今私は理解したのだ、全ての始まりと終わりはこの亀裂の中から生まれたということを。またリヴンのこの亀裂は、我々にとって壁であり、また架け橋であったことを。そしてどうしてだか分からないが、この星星の流れが、私が落としたMYSTの本を君という恩人の手に渡ったのだ。友よ、私は君がこの始まりのスターフィッシャーに再び落ちることで、君の元いた場所へ戻れると信じている。リヴンは永久に閉ざされてしまったが、そこに住む人たちはいまや自由だ。そして私もまた、本のことや時代のこと、そして本当のおしまいは決して書き込まれないことを理解しながら休むことにしよう」(青島訳/日本語版RIVENは持っていないので訳が多少異なると思います)

つまり、始まり=スターフィッシャーに落ちた異邦人(=プレイヤー)がMYSTの本を見つけるところ、もしくはゲーンから逃れてアトラスとキャサリーンが亀裂に飛び込んだのを「始まり」ともいえるだろう。
一方、「終わり」はRIVENのエンディングに再びスターフィッシャーに落ちることで自分の場所へ帰っていくということではないかと。
まさにスターフィッシャーから始まり、スターフィッシャーで終わった話だったわけです。
つまり、MYSTシリーズは、実はこのMYST、RIVENで完結している話だったはずなのですよ。(それがなぜ続いたかという話は、ミラー兄弟とMYSTシリーズを参照)
またここで言う「橋であり壁だった」というのは恐らく、アトラス、キャサリーンにとってはゲーンの束縛から逃げ出すための下界への橋。そしてプレイヤーとアトラスを結ぶ橋だったと同時に、ゲーンにとってはその先にリヴンという閉ざされた世界から逃げ出す術があると知りつつもどうしても踏み出せない「壁」だったということをさすのではないかと想像する。

ちなみに、実は後ほど明らかになることだがRIVENの亀裂の先は地球上、ニューメキシコのエディーカントリー(といっても実在するこの場所ではなく、あくまで仮想の場所として)になるらしい。そしてそここそが、アトラスが少年時代をすごした「裂け目」のある場所になるとか。
実際「Uru:Ages beyond Myst」では、ゲーンがFissureの上に作った望遠鏡の片割れが砂漠に落ちているのを見つけられる。


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2006/10/28 | Comment (3) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |
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Comment


素晴らしい

Star Fissure について、これだけ調査されるとは感服致しました。

青島さんの仰るとおりで、RIVENのエンディングで Atrus はこう言っています。
Endings and beginings are within the Fissure, that Riven cleft of stars that acts as both wall and a bridge.
壁であり橋である、という不思議な性質は、「時代」と「接続」というシステムの根幹に関わっているように思います。

ちなみに、Cleft のある Eddy County(郡) の砂漠には、 Gehn のテレスコープの他に Wahrk の骨も落ちています。RIVEN を知っている人がニヤリとさせられるポイントです。:)

Yone |  2006/10/30 (月) 23:51 [ 編集 ] No.1


恐縮です。
英語版のWikipediaは非常に面白く現在ドップリとハマっているところです。
MYST関連の内容が非常に充実しており、私も日本語版Wikiに翻訳して書き込んで上げたい気もするのですが、なんだか良く分からない警告がたくさん投稿ページの下に書いてあるので怖くてかけません。
特に「自分の創作物ではないものを語るのは違法です」辺りが意味不明。
だとすると、日本人は誰もMYSTについてかけないんじゃないだろうかと・・・。
それともこの「自分の創作物」=自分で考えた文章という意味なのでしょうかねえ。

今になってRivenについて思うのは(MYSTもそうですが)、昔リアルタイムにプレイしていた時には全くストーリーなんて見てなかったということ。
英語版だったのも障害の一つだったんでしょうけれど、見事にゲーム中の本は図しか見てませんでしたね、、、
結構こういう人多いのかも。

青島 |  2006/11/01 (水) 16:01 No.2


Wikipedia は投稿したことがないのでよく分かりませんなぁ。
英語版の内容を翻訳した場合は、一体誰の創作物になるのでしょう…。:(

確かにパズル自体はストーリーと関係なく解けてしまうので、読まずに進めてしまっている方が多いのかもしれませんね。

Yone |  2006/11/02 (木) 22:11 [ 編集 ] No.3

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