<<<プロローグ>>>
ゲーン(Gehn)が、アナ(Anna)の家の庭に妻の死体を埋める場面で始まる。
まず、ゲーンはアナの息子でこの時19歳。ゲーンの妻は(プロローグでは名前が出ないけれど)
Keta(ケタ)というの名前の少女で、出産の衝撃で病気になったようだ。ゲーンはアナを嫌っているらしく(プロローグ時点ではなぜか分からない)、しかしアナの治癒力を頼ってケタをつれてきたがすでに手遅れで、死んでしまったところから話は始まる。
ゲーンは、愛した妻が死んでしまったことを、生まれてきた子供(この時にはまだ名前が付いていないが、後にアナにより、彼女の夫にちなんでアトラスと名づけられる。これがいつもゲームに出てきているアトラスのおじさんの生い立ちというわけ)と、治癒力があるのに助けられなかったアナのせいだと思い、怒っている様子。
その証拠に、アナが大切にしている庭を踏み散らかしたり、貴重な水のあるため池を泥で汚したり、アナが育てている繊細な植物を台無しにしたりしている。
妻を埋葬し終わり、再び旅に出ようとするゲーンは、アナに子供を託す。っていうか、自分の息子に名前も付けもせずアトラスを放棄したわけだ。
「お前が世話をしろ。もし駄目なら、妻の横に埋めろ」
というゲーンの冷たい言葉が、アトラスとアナへの憤りを感じさせる。そのまま、ゲーンは去り、アトラスは祖母のアナに育てられることになった、というのがこの話のプロローグである。
○裂け目(Cleft)について○

ゲーム「URU〜」内でのCleft文章の端々に、cleft, cleftwall, volcanoと出てきているあたりで最初は理解に苦しむけれど、これはアナが住んでいるちょっと変わっているところについての説明みたい。
彼らは、Cleft(裂け目)と呼ばれるところに住んでいる。
今はもう活動していない火山の裾野に、ぱっくりと地面が裂けている穴(裂け目)に住んでいるというわけなんだな。
裂け目は、砂漠の中にあるので、ちょうど日よけにもなってとても住みやすいみたい。裂け目の底のところに、上でゲーンが踏み荒らした池や、アトラスの母親のお墓がある。裂け目の両側の壁(cleftwall)は削られて小部屋が作られていて、その両側の壁と行き来がしやすいように、釣り橋がいくらか、掛けられているようだ。
もしMyst Uru Complete Edditionをやったことがある人なら、一番最初に出てくる場所がまさに、アナとアトラスの家(裂け目)なので、想像がしやすいと思う。きちんと貯蔵庫やアトラスの部屋、キッチンなんかも実際に見れるから感動ものだ。

同じく「URU〜」でのCleft、その内部
ゲーンが踏み荒らしたと思われる裂け目の下の池
- 2006/10/27(金) 18:10:11|
- アトラスの書
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