【MYST】日本語化支援したりしなかったりとりあえずゲームMYSTの「アトラスの書」「ティアナの書」を読破したいなとか、弱気な目標に向かっていくサイト。 

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第4章 その4

   ↑  2006/10/29 (日)  カテゴリー: アトラスの書
<<4章 その4>>

前の話から、1ヶ月がたったある日のこと。
アトラスが、陽気に口笛でも吹きながら山際を歩いていた時のことだ。彼は、山のある変化に気づいて凍りついた。というのも、火山の山頂近くが濃い霧で覆われていたからだ。こういうことは、彼の今までの経験にはなかったらしく、アトラスはひたすら驚いた、というよりむしろ恐怖を覚えたじろいでいた。するとその時、霧の中から人影が突然現れたのだった。
その人影は、最初は霧の一部かと思ったが、やがてだんだん姿が明瞭になってきた。背が高く、広い額に力強くまっすぐ伸びた鼻、そしてアトラスが持っているのと同じゴーグルをつけた神秘的な雰囲気を感じさせる男だ。

ここで補足。
今まで明確に書くのを忘れていたが、アトラスはいつも「眼鏡(glasses)」をかけている、と書いてある。しかし、ゲームの中でアトラスがかけている眼鏡ではなく、ゴーグルのようなごつい物だ(実際RIVENでのゲーンの登場シーン、エンディング近くで出てきたアトラスはこのゴーグルをしている)このゴーグルは、砂漠の砂よけにもなり、また強い紫外線をシャットアウトするフィルタリング機能もあり、そしてレンズを絞ることで望遠眼鏡の役割も果たすようだ。このゴーグルは、少なくとも1章ではすでに登場しており、恐らく生まれた時からすでにあったと思われる。(補足終わり)

その男は、白いマントを背中から羽織って、まるでどこかのおとぎの国の王様のような風格を漂わせていた。彼がアトラスのほうに向かって歩いてくるのを見ているうち、彼の体からみなぎるエネルギーや、冷たい自信に満ちた様子から、アトラスのその男に対する気持ちが恐怖から畏怖に代わっていくのを感じた。
彼は、アトラスの近くまでやってくると、厚いゴーグルを上に押し上げ、彼を見下ろしながらこういったのだった。
「お前、俺のゴーグルをつけているな」
アトラスは、男を見上げつつも言葉が出ない。
彼の前に立ちはだかるその見知らぬ男は、まるで月のように白く、髪は漂白されたかのように真っ白だ。その目は、虹彩の部分が広く(要するに瞳孔が小さい)、緑色の瞳孔の周りを縁取っていた。頬骨は、力強く、そしてまるで彫刻のように整っていて、その両手は繊細なつくりでありつつも、力強さを感じさせる。このように、その男は装いから振る舞いに至るまで、上品さを伴った力強さを醸し出していたのだった。
彼は、年を取っているに違いない、が、なぜかアトラスはアナと共通した空気をその男から感じ取っていた。
男は、まるで鷲のような鋭い目つきでアトラスを一瞥すると、
「小僧、自分の親父に挨拶もなしか」
と、驚愕の一言をさらりと言ってのけた。
「え!」
アトラスは、あまりに驚き、まるで後頭部をいきなり殴られたような衝撃を感じて言葉を失った。
「僕の・・・・」
男は、アトラスの様子には気にも留めず続ける。
「名をなんという?」
「アトラス・・・」
「ああ、アトラス。なるほど、当然アトラスという名前だろうな・・・」
そう、不可思議な言葉をつぶやきつつ、彼はアトラスの頭に手を置いた。まるで電流のような衝撃が、アトラスの全身を貫く。
「俺は、ゲーン。アトラスの息子、ゲーンだ」
「え・・・」
アトラスはハッと息を呑む。そうだ、これは夢に違いない。きっと夢だ・・・。そう思いながら上唇を舌で舐めると、砂漠の砂の固い感触が生々しく感じられた。
ああ・・・夢じゃないのか・・・。
「ゲーン・・・」
アトラスがポツリとつぶやくと、男はうなづき頭に置いた手を下ろした。
「そうだ。さあ、お前の婆さんに客が来たと伝えに行け」




ここまで。
またほぼ完訳してしまった、、
ゲーンの言動について、どういう風に訳すべきなのか凄く悩むところなんだけれど(というのもRIVENは英語版しか持っていないから分からないのです)、とりあえず強引で強気な口調にすることにした。「私」か「俺」かも悩んだけれど。
ちなみに「アトラスの息子、ゲーンだ」といっている、アトラスというのは、アナの夫の名前もアトラスなのですよ。更にちなみに、アトラスの書では、このゲーンの父のアトラスも、主人公のアトラスも同じAtrusというつづりですが、ティアナの書から違いを出すためゲーンの父のアトラスのほうはAitrusというつづりに変わりました。
更に書くと、両方とも発音的には英語で「エイトラス」、日本語では「アトラス」になります。

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